• 脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、脳が障害を受ける病気です。頻度として多いのは、詰まることによって発症する脳梗塞です。
  • 脳卒中を発症すると、障害を受けた脳が司っていた身体機能や言語機能などが失われたり、場合によっては意識不明になったり、死に至ることもあります。
  • 脳卒中には、脳の血管が詰まる「脳梗塞」、破れる「くも膜下出血」や「脳出血」があります。

脳梗塞

脳の血管の動脈硬化をきたした部位に形成された血栓（血の塊）、あるいは心臓で出来た血栓により、脳血管が詰まって脳が壊死するものです。

脳出血

脳の小さな血管（0.2mm以下）が高血圧や加齢のためもろくなって破れ、出血するものです

くも膜下出血

脳の表面の太い血管にできたコブ（動脈瘤）や動静脈奇形が破裂して、脳の表面に出血が起こるものです。

未破裂脳動脈瘤

  頭痛精査などで見つかることが多いです。必ず治療しないと行けない？いえ、必ずしもそうではありません

頸動脈狭窄症

  脳梗塞の原因になります。狭窄（狭さ）が軽ければ飲み薬で対応可能ですが、とても狭くなっていれば治療が望ましいです。

脳動静脈奇形（AVM）

  脳出血になる危険性があります。手術以外にも放射線などいくつもの治療法があります。

もやもや病

  アジア人に多い病気で、子どもの患者さんも多いです。原因について最近すこしずつわかってきました。

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