論文発表のお知らせ(ガン患者に対する血栓回収の成績)

Frontiers in Neurology誌に「ガンを持った患者に対する血栓回収の成績」を報告しています。
現在、重症脳梗塞を治療する非常に有効な治療法として血栓回収療法が出ておりますが、ガン(悪性腫瘍)の患者の場合には血栓回収療法がうまくいった場合でも予後(その後の生存)は必ずしも良くないことを報告しています。良い報告ではありませんが、治療効果を正しく伝えるために非常に重要だと考え報告しました。Open access(無料)ですのでこちらをクリックして、右上のDownload Articleからダウンロードできますのでご興味ある方は見てください。

治療によって運動機能が改善(mRSが低くなった)患者さんも、その後悪性腫瘍の進行によって死亡していました(mRS=6)